今でも料亭が軒を並べて趣ある一角を作り上げています。夕刻近くに通りを行けば、出格子が美しい茶屋様式の2階建ての家並みからは三味線の音色が流れ、芸の町・金沢の夜を粋に演出しています。大正期の大ベストセラーとなった『地上』の作家・島田清次郎が幼少期に住んだことでも知られています。